論文はハードカバータイプ
論文の製本は、ハードカバータイプで製本される事が多いようです。
卒業論文、博士論文、学位論文、修士論文、研究論文など、各種論文の製本が、このハードカバータイプで製本されます。
論文の製本は、綴じる背側を「無線綴じ製本」で製本機で仕上げます。そして、論文の表紙の背と共にハードカバータイプの表紙で、手作りで「くるみ製本」します。
論文の製本は、たいていは凸版活字、布クロス、表紙と背表紙の文字は金箔(白箔)押し、で仕上げられます。
論文の製本は、ハードカバーの布クロスは黒が一般的ですが、色違いのクロスを採用する事もあります。
論文は、角背上製本で製本される事も多いようです。
角背上製本は、背の部分を平らにした製本のことです。提出用の学位論文や博士論文などを角背上製本で製本する事ができます。
卒業論文などをプリンターで出力したりコピーした紙などの印刷物を、そのまま製本することもできます。
卒業論文をハードカバータイプで製本する場合は、本文を無線綴で仕上げ、表紙は背は角(角背)、黒クロス貼り、金文字箔押で豪華に仕上げることができます。
ハードカバータイプの製本は、手作り、上製本でしっかりした仕様なので、耐久性に優れています。卒業論文などの製本に向いていると言えます。
紙の折り方
製本の際の紙の折り方には、2ツ折り、とじ折り、8P折り、16P折り、縁閉じ、などがあります。
(1)2つ折り
用紙の表(おもて)を谷折りして手作り製本するときの紙の折り方です。用紙同士はノリで貼ります。A3の用紙を2つ折りにすると、A4縦長サイズの製本になります。開くとA3横長サイズです。
(2)とじ折り
用紙を仕上がりサイズになるように折り、手作り製本する紙の折り方です。用紙同士は左端をノリで貼ります。A2の用紙をとじ折りすると、A4縦長サイズの製本になります。開くとA2横長サイズです。
(3)8P折り
均量4/6(110)ベースまでは、縦長の製本で16p折にする紙の折り方です。
(4)16P折り
均量4/6(135)ペースまでは、縦長の製本で8p折にする紙の折り方です。
(5)縁閉じ
用紙の左端を糊付けして手作り製本する方法(綴じ方)です。A4の用紙を製本すると、A4縦長サイズの製本になります。片面しか印刷していない用紙を使うと、左ページは用紙の裏なので白ページになります。
書籍などを手作りする場合、製本した時に紙目が天地に流れるように、紙の目をとじ目に対して並行に(縦の方向に)揃えることが大切です。
そうしない場合を逆目といい、シワなどが発生して見苦しい仕上がりになりやすいからです。
製本テープはよく使用されています
製本テープを使った製本は、書類や原稿などの背の部分をテープで留める製本方式です。契約書、テキスト、企画書、報告書、文集、マニュアルなどの手作り製本で、よく使用されます。
製本テープは、各種メーカー品が東急ハンズなどで市販されています。例えば、「ニチバン製本テープ BK-25」は、幅25mmx長さ10mで400円です。1回の製本テープの使用量を30cmとすると、1回当たり12円となります。
品質の悪い製本テープは、時間が経つと粘着剤がしみ出てきたり、粘着力が弱くなって剥がれてしまうことがあります。製本テープを長期保存する場合は、粗悪品を買わないように注意しましょう。
製本テープを使った手作り製本の方法は、以下の通りです。
(1)書類全体の綴じる部分(背中になる部分)を、表紙を含めて糊付けして、乾かしておく。
(2)製本テープを、書類の寸法より2cmくらい長めに切っておく。
(3)書類の製本テープを貼り付ける位置に、鉛筆などで薄く印を付けておく。
(4)製本テープの剥離紙をはがし、書類に付けておいた印に合わせて製本テープを貼る。
(5)書類全体ごと、裏表をひっくり返す。
(6)製本テープの折り曲げる部分と書類の背中の部分に、木工用ボンドを塗る。
(7)製本テープを折り曲げて、裏表紙に貼る。
(8)重みのある本を上に乗せた状態で乾かす。
(9)書類の上下にあふれ出た木工用ボンドは、それが乾いた後に、はみ出している製本テープと一緒にはさみなどで切り落とす。
本を手作りで製本する方法
本を手作りで製本する方法で、もっとも確かな方法は、製本機を使うことです。
最近では、製本職人の技を取り入れた手作り用の製本機も販売されていて、誰でも購入できるようになりました。
こういった手作り本用の製本機は、高度で多様な機能が付いている事が多いようです。
本を少しだけ(数冊~十数冊)だけ作りたいという方にとって、製本を業者に頼むというのは、冊数が少ないぶんかなり割高になってしまい、経済的ではありません。
製本機を使えば、誰でも簡単に、少ない費用で、少ない冊数の本を手作りで製本できます。
手作り製本機には、例えば以下のようなものがあります。
●手作り製本革命機「製本屋さん・製本機」
この製本屋さん・製本機は、製本の現場の経験が活かされて開発された製本機です。海外でも使用されているもので、品質には定評があります。
小型で軽量なので、家庭でも手作り製本機として使いやすく、邪魔になりません。操作性も良いので、初心者でも安心して使えます。工夫して丁寧に作れば、プロ並みの上製本も可能です。
このような製本機が家庭やオフィスに1台あれば、イザという時にも便利です。
製本を手作りする方法 サイト説明
製本を手作りする方法をご紹介します。論文・契約書・ブログ記事・アルバムなどの製本は、自分でもできます。このサイトでは、製本を手作りするときの方法や折り方、製本キット、製本機、製本ファイル・カバー・テープなどの用品、テープ・リング・くるみなどの製本の種類、製本用語、などをご説明します。ご家庭やオフィスなどで製本をする際にお役立てください。
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